皆さんよく「平均風速何メートルで何ワット発電しますか」と質問されます、
1時間の平均風速12m/sで平均発電300Wだとすると1時間の発電量は300Whになりますが、
300Whに掛ける24(時間)で1日の発電量を7200Whと計算してしまいます。
300Whはあくまでも1時間の発電量です、掛ける24をした7200Whは理論値であり、実測値ではありません、
1日の平均風速を出して1日の総発電量を24(時間)で割る方法でその日の平均風速何メートルで時間あたりの出力を出すのが正しいと考えています。
これはある日の試験場での自然風のデータです、3.9~18.1m/sの風が吹いているが
「平均風速9.5m/s」です、
風洞で9.5m/s一定の風でも同じ
「平均風速9.5m/s」です、
自然風では一定した風は無く、常に変動していることが分かります、
同じ平均風速でも風の出現率によって出力は変わりますので、風洞の一定風速のデータは自然風では通用しません、
これが弊社が
フィールド実験で実測値にこだわる理由です。
これは3分間の自然風のデータです、8.8~18.1m/sの風が吹いており
「平均風速13.3m/s」です、
一定した風が無く、瞬時に変動していることがよく分かります。
★6日間の出力データ(浜名湖試験場にて)
【平均風速7.0m/s】で【52.7kwh】取れました。